35万株のヒガンバナが園内を彩ります
曼珠沙華はサンスクリット語のmanjusaka。「天上に咲く赤い花」という意味です。
ヒガンバナといった方が馴染み深いかもしれません。その球根は有毒ですが、ちゃんと処理さえすれば食用にもなり、生薬としても利用されてきました。
ひと昔まえの府中では、多摩川近くに水田が広がり、土手や用水路の傍らにこの花がたくさん咲いていました。
そうした昔なつかしい風景を再現しようと、近くの農家から球根を譲り受け、植えたのは10年以上も前のことでした。
その後、地道に博物館スタッフが植え続け、現在はなんと35万株に。
満を持して「曼珠沙華まつり」初開催です。
懐かしい秋の風景を心いくまでお楽しみください。
場所:府中市郷土の森
開催期間: 2023年9月9日(土曜日)~2023年10月1日(日曜日)